宗谷本線往復旅2011(その6:幌延→稚内)
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その5の続き。幌延駅を発車。
この保線車両はレールを持ち上げると思しき爪が付いている。マルチプルタイタンパーという奴だろうか?
この辺から羽幌線が画像右奥の方向へ分岐していたと思われる。
国道40号幌富バイパス。これまで見てきた名寄美深道路や音威子府バイパスのような、「高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路」である。画像奥に少し行くと幌延ICがある。
ちなみに幌延IC付近の道路は旧羽幌線の用地を転用している。
下沼駅。
見慣れた色の車掌車駅舎。
サロベツ原野の端っこを往く。何とも長閑な風景。
草を食む牛たち。サロベツ原野は夏でも冷涼な気候で農業より畜産業に向いているため、牛乳の産地としても著名である。
豊富駅。ここもJRアクセスの場合のサロベツ原野への玄関口。
防風柵の看板にもある豊富温泉は、ここから内陸に7km行った所にある小さな温泉地である。
右の縦型駅名票の背後に、豊富牛乳の看板が。
駅舎。豊富駅の代表駅かつ特急停車駅であるため、幌延駅と同等の設備のようだ。
徳満駅。2001年まで隣の兜沼駅との間にあった芦川駅の表記を上書きした跡がわかる。
兜沼駅。交換待ちで暫し停車。車外に出て駅構内をうろつく。
兜沼は、この画像の背後に見える沼のこと。キャンプ場もある。
可愛らしい駅舎がホーム脇に佇んでいる。
少し離れたところにあるこの小屋は、場所的に保線小屋か作業員詰所だろうか。
駅構内は駅舎側の旭川方面行1番線と兜沼側の稚内方面行2番線が、構内踏切で連絡する構造になっている。
すれ違い列車がやってきた。普通 名寄行 4330Dのキハ54 509と思われる。
兜沼駅発車。駅前後からだと兜沼もそれなりに見える。
勇知駅。宗谷本線最北、いや日本最北の車掌車駅舎の駅。
抜海駅。駅名票にわざわざ「JR」の記載があるのは何故だろう。
一部パッチワークのように補修されているとはいえ、木造の駅舎。
こちらは日本最北の無人駅であり、日本最北の木造駅舎だ。
稚内までのラストスパート、丘陵地帯を往く。
日本海が見えてきた。天気が良ければ利尻富士が海の向こうにそびえ立っていたのかもしれない。かつて夜行列車が走っていた頃、短い夏の観光シーズンなどには、この辺りで目を覚ました乗客たちが窓の向こうの海と利尻富士に思わず歓声を上げたという。
すぐ側を走るのは道道106号稚内天塩線。国道231号・国道232号とともに日本海オロロンラインの一部を成し、豊富町以北は電柱が全くない道路として有名である。夏場はさぞかし爽快であろう。
南稚内駅停車。
駅名だけ聞くと稚内市街の南の端のような印象を受けるが、実際には稚内駅周辺より発展しており、特急停車駅ということもあってか乗降客数も稚内駅より多い。
旭川から普通列車ではるばる6時間、時刻は正午になろうという頃、我々はようやく稚内駅に到着。ついでに宗谷本線も完乗達成。
その7へ続く。
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その5の続き。幌延駅を発車。
この保線車両はレールを持ち上げると思しき爪が付いている。マルチプルタイタンパーという奴だろうか?
この辺から羽幌線が画像右奥の方向へ分岐していたと思われる。
国道40号幌富バイパス。これまで見てきた名寄美深道路や音威子府バイパスのような、「高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路」である。画像奥に少し行くと幌延ICがある。
ちなみに幌延IC付近の道路は旧羽幌線の用地を転用している。
下沼駅。
見慣れた色の車掌車駅舎。
サロベツ原野の端っこを往く。何とも長閑な風景。
草を食む牛たち。サロベツ原野は夏でも冷涼な気候で農業より畜産業に向いているため、牛乳の産地としても著名である。
豊富駅。ここもJRアクセスの場合のサロベツ原野への玄関口。
防風柵の看板にもある豊富温泉は、ここから内陸に7km行った所にある小さな温泉地である。
右の縦型駅名票の背後に、豊富牛乳の看板が。
駅舎。豊富駅の代表駅かつ特急停車駅であるため、幌延駅と同等の設備のようだ。
徳満駅。2001年まで隣の兜沼駅との間にあった芦川駅の表記を上書きした跡がわかる。
兜沼駅。交換待ちで暫し停車。車外に出て駅構内をうろつく。
兜沼は、この画像の背後に見える沼のこと。キャンプ場もある。
可愛らしい駅舎がホーム脇に佇んでいる。
少し離れたところにあるこの小屋は、場所的に保線小屋か作業員詰所だろうか。
駅構内は駅舎側の旭川方面行1番線と兜沼側の稚内方面行2番線が、構内踏切で連絡する構造になっている。
すれ違い列車がやってきた。普通 名寄行 4330Dのキハ54 509と思われる。
兜沼駅発車。駅前後からだと兜沼もそれなりに見える。
勇知駅。宗谷本線最北、いや日本最北の車掌車駅舎の駅。
抜海駅。駅名票にわざわざ「JR」の記載があるのは何故だろう。
一部パッチワークのように補修されているとはいえ、木造の駅舎。
こちらは日本最北の無人駅であり、日本最北の木造駅舎だ。
稚内までのラストスパート、丘陵地帯を往く。
日本海が見えてきた。天気が良ければ利尻富士が海の向こうにそびえ立っていたのかもしれない。かつて夜行列車が走っていた頃、短い夏の観光シーズンなどには、この辺りで目を覚ました乗客たちが窓の向こうの海と利尻富士に思わず歓声を上げたという。
すぐ側を走るのは道道106号稚内天塩線。国道231号・国道232号とともに日本海オロロンラインの一部を成し、豊富町以北は電柱が全くない道路として有名である。夏場はさぞかし爽快であろう。
南稚内駅停車。
駅名だけ聞くと稚内市街の南の端のような印象を受けるが、実際には稚内駅周辺より発展しており、特急停車駅ということもあってか乗降客数も稚内駅より多い。
旭川から普通列車ではるばる6時間、時刻は正午になろうという頃、我々はようやく稚内駅に到着。ついでに宗谷本線も完乗達成。
その7へ続く。
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