道央駅巡りドライブ2017(その1:旭川→砂川SA→野幌PA→輪厚PA→樽前SA→登別室蘭IC)
昨年(2016年)8月、道南~後志・胆振方面をドライブし、函館本線や室蘭本線各駅の入場券・乗車券をいくつか収集した。
しかしながら、ニセコ駅に寄る予定を忘れて素通りしてしまう、母恋駅の委託窓口の営業時間を調査しておらず既に営業時間外、幌別駅の通過待ちを失念し購入し損ねるなど、凡ミスにより収集出来なかった箇所もあった。
これらの駅に加え、後志管内の函館本線非電化区間各駅での収集もいずれ手を付けねば、と思っていたものの、わざわざコストを掛けて一人で出向くのも躊躇われた。そこへいつものPima氏から、道央道や胆振・後志地域の道道撮影をしたい、との話が舞い込んだのだ。
これは駅巡りのチャンスと、毎度おなじみ氏の車に運転・撮影要員として乗車しつつ、切符収集へ出掛けることにした。
※今回も個別に注記はしませんが、一部画像についてはPima氏からの提供を受けています。
春の九州鈍行旅2012(その19・最終回:下関→岩国→岡山→加古川→関東)
春の九州鈍行旅2012(その16:長崎市内散策→佐世保→たびら平戸口→有田→博多→小倉)
その15の続き。 前日は熊本から三角線を往復し、久留米から久大本線を乗りつぶして小倉経由で長崎までやってきた。 そして3月23日(金)、旅行6日目の朝。 雨の長崎駅前から6日目はスタート。 この日は長崎電気軌道を乗りつぶし、大村線経由で佐世保へ向かい、松浦鉄道を乗りつぶした後福岡・北九州方面へ向かう。
==== 購入した長崎駅入場券(券売機券・小児券)。 参考として、2008年に購入した長崎駅入場券(券売機券)。 当時はボタン式の券売機であったように記憶しているが、4年の間に更新された模様。 ついでに、駅改札で旅名人の九州満喫きっぷの3回目にスタンプを受ける。これにて全3回分のスタンプが埋まった。 という訳で、さっそく長崎電気軌道の乗りつぶしに取り掛かる。 2008年に市内よりの一部区間を乗車していたが、未乗区間が残っていたのだ。 長崎駅前から1号系統 赤迫行 506号車に乗車。 終点・赤迫から3号系統 蛍茶屋行 1302号車に乗車。 終点・蛍茶屋に到着。車庫へ入庫する1302号車を見送る。 蛍茶屋に入線してきた309号車。 4号系統 正覚寺下行 302号車に乗車。 終点の正覚寺下で下車。 ここ正覚寺下電停は川べりに位置している。 川の上に建てられた民家や、川が道路の下へ潜り暗渠になっていく地点と電車の組み合わせが箱庭的な魅力を醸し出しているように思う。 ここの電停から脇に目をやると、如何にも生活道路といった狭隘路に国道324号の標識が立っている。 この国道標識に従い、商店街に入り…… やってきたのは、喫茶店・ツル茶ン。 こちらで朝食(兼昼食)にトルコライスをいただく。 デザートも長崎名物・ミルクセーキ。 腹を満たしたところで、再び先ほどの国道324号へ。 ここ浜町アーケードは、大阪府の国道170号と並び、国内でも2箇所しかない国道指定されたアーケード街。 5時〜10時以外は歩行者専用道路となる、酷道とも言える存在である(参照:浜町アーケード - Wikipedia)。 正覚寺下電停から中央橋交差点まで、併用軌道区間を避けるかのように商店街が国道指定されている。 探索を終了し、再び正覚寺下電停へと戻り、1号系統 赤迫行 502号車に乗車。 築町電停で下車し、5号系統 石橋行 1803号車に乗り換え。 終点・石橋電停にて下車。 ここ石橋電停と2つ隣の大浦海岸通り電停までの間は、長崎電気軌道唯一の単線区間。 石橋電停近くにあった「国際あいさつ通り」なる看板。 一番下の「世界共通語」で設置された年代が分かってしまう(参照:慎吾ママのおはロック - Wikipedia)という代物。 石橋を後にし、5号系統 蛍茶屋行 1202号車に乗車、築町電停で下車。 築町電停で1号系統 赤迫行 1205号車に乗り換え。 長崎駅前で下車し、これにて長崎電気軌道乗り鉄は終了。 ちょうど長崎電気軌道の業務用車両が軌道敷を走行していった。 奥で作業員が作業している脇に、ヘッドライトをこちらへ向け、逆走するかのように停車する電車が1両。 赤迫方面への折り返し系統だったらしく、亘り線を使用する場面を見ることができた。 長崎駅前電停から赤迫方面を望む。 8車線路の中央にセンターリザベーション方式の軌道と、堂々たる風景。 電停を後にし、JR長崎駅併設のアミュプラザ長崎にて土産物を購入。 アミュプラザ長崎の裏手に出ると、留置線のすぐそばに出られる。 415系が1編成停車していた。 駐車場の向こう側の留置線には787系の姿。 改札内へ入る。 4番ホームに停車中の885系SM9編成。 885系は1次車のSM1-7編成の窓周り・車体裾が黄色塗装で登場したが、2次車のSM8-11編成は特急『ソニック』向けということもあり青色塗装で登場した。 しかし、のちに運用が共通化されたこともあり、2012年6月までに全編成の青色化が完了している(参照:JR九州885系電車 - Wikipedia)。 12:04、長崎本線(大村線・佐世保線直通) 快速シーサイドライナー 佐世保行 3232D(キハ200-15(最後尾) 崎サキ所属 2両編成 ワンマン)乗車。 13:53、終点・佐世保駅到着。 佐世保駅は3階がプラットホーム、2階が乗り換え階、1階が改札口となる高架駅。 購入したJR佐世保駅の入場券(券売機券・小児券)。 港口から駅舎外へ出るが、相変わらずの雨。 高架化を機に開設された出口とみられ、横断歩道を渡るとすぐに海岸沿いの公園という構造。 頭上を通っているのは西九州自動車道の高架。 中心市街地を都市間高速道路が走り抜けるのは、地方都市ではかなり珍しいのではないかと思う。 東口側は昔からの市街地とみられ、バスターミナルがあり商店やホテルが立ち並ぶ一般的な駅前の風景であった。 こちらの駅前の露店で販売していた餅菓子を2つほど購入、あとで車内でいただくことにする。 JR改札口の右前方、東口入って右手に、松浦鉄道への上り口がある。 脇には松浦鉄道直営とみられるMR旅行サービスの店舗があったが、既に閉業した様子であった。 松浦鉄道佐世保駅の駅名票。 階段を登ったところには、このように頭端式の松浦鉄道1・2番ホームが存在する。 背後にはJRとの乗り換え改札口。 奥に停車中の列車はここまで乗車してきたシーサイドライナーだ。 脇には券売機があったので、松浦鉄道佐世保駅80円区間(小児運賃)乗車券(券売機券・小児券)を購入。 2番ホームに停車中の松浦鉄道MR-401号車。 柱の脇には運賃箱用と思しき金属の箱が。 MR-611号車が1番線に入線してきた。 新潟トランシスのNDCシリーズと思われる車両。 前面灯器の形状が、私の地元北海道を走るキハ150系のそれを彷彿とさせる。 MR-611・MR-401の2両が並んだ。 14:25、松浦鉄道西九州線 普通 伊万里行 348D(MR-401号車 単行ワンマン)乗車。 佐世保駅前の露店で購入したきなこ餅とかんころもちを列車内でいただく。 かんころもちという食べ物を見聞きしたのはこのときが初めてであった。駅前の露店で見慣れぬこの菓子を目にし、気になったので購入した次第である。 長崎県の五島列島では、サツマイモを薄くスライスして天日干ししたものを『かんころ』と呼び親しんできた。このかんころもちは、餅にその『かんころ』ことサツマイモと砂糖を混ぜ込んだ、五島列島の郷土菓子とのこと。本来は参照サイトのように棒状にしたものを薄く切って食すのが一般的と思われる。(参照:長崎かんころ餅 | 長崎県 - 長崎県公式サイト、かんころもち - Wikipedia)。 サツマイモの風味が焼き芋のようにほのかに広がり、素朴な風味であった。オーブントースター等で焼くとより風味が出そうな味わいで、餅好きにはぜひお薦めしたい一品である。 途中、日本最西端の駅・たびら平戸口駅に停車。 数分の停車時間があったので下車し、改札内外を見て回る。 駅窓口にて日本最西端の駅到達記念の証明書が発売されていたので購入し、列車へ戻る。 たびら平戸口駅110円区間(小児運賃)乗車券(券売機券・小児券)。 16:55、終点・伊万里駅到着。 17:02、西九州線 普通 有田行 638D(MR-615号車、単行ワンマン)に乗り換え。 17:28、終点・有田駅到着。 購入した有田駅入場券(券売機券・小児券)。 日が暮れてきた。 17:46、JR佐世保線(長崎本線直通) 普通 鳥栖行 2940M(クハ816-26(最後尾)2両編成 ワンマン)乗車。 19:16、終点・鳥栖駅到着。 19:18、鹿児島本線 快速 門司港行 4272M(サハ811-109、8両編成)に乗り換え。 19:45、博多駅で下車。 購入した博多駅入場券(券売機券・小児券)。 入場券発売額がJR九州の160円ではなく、JR西日本の140円となっている。 JR九州とJR西日本との共同使用駅であるため、より安い方を採用しているためである。 こちらは新幹線博多駅の入場券(指定席券売機券・小児券)。 新幹線駅はJR西日本管理のため、W地紋で発券される。 博多駅地下にあったラーメン屋にて、豚骨ラーメンを夕飯にいただいた。 ここから福岡市地下鉄の乗りつぶしを開始。 まずは博多駅でICカード乗車券・はやかけんを購入。 博多駅から空港線 福岡空港行 (福岡市営1027号車 6両編成)乗車、終点・福岡空港駅で下車。 空港線 筑前前原行(福岡市営1009号車 6両編成)乗車、天神駅で下車。 天神駅から徒歩で地下街を抜け、天神南駅へ向かう。 天神南駅から七隈線 橋本行(3201号車 4両編成)乗車、終点・橋本駅で下車。 橋本駅で購入した100円区間乗車券。 七隈線 天神南行(3601号車 4両編成)乗車、薬院駅で下車。 薬院駅で西鉄天神大牟田線 急行 福岡(天神)行(5431号車) に乗り換え。 終点・西鉄福岡(天神)駅に到着し、西鉄福岡駅で購入した乗車券(券売機券・小児券)。 地下鉄天神駅へと向かい、福岡市営地下鉄空港線 福岡空港行 運番35 (福岡市営1128号車 6両編成)乗車、博多駅で下車。 22:37、鹿児島本線 普通 小倉行 2372M(サハ813-234 9両編成)乗車。 翌日0:03、終点・小倉駅到着。 6日目の行程はこれにて終了。駅近くのネットカフェに入り、本日の宿とした。 その17に続く。
春の九州鈍行旅2012(その15:日田→由布院→宇佐→長崎)
春の九州鈍行旅2012(その14:新水前寺→三角→久留米→日田)
その13の続き。
前日に別府〜大分〜熊本と移動し、熊本市内のネットカフェで就寝していた。
そして翌日3月22日(木)の朝。ネットカフェ近くの豊肥本線新水前寺駅へとやってきた。
まだ夜も明けない時間帯から、今日の乗り鉄はスタート。
今日は三角線・久大本線を乗りつぶし、長崎まで向かう。
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新水前寺駅駅名票(券売機券・小児券)。
5:40、普通 熊本行 1420M クモハ815-10(先頭、2両ワンマン)乗車。
5:48、終点・熊本駅到着。
駅跨線橋から見た新幹線熊本駅。
手前に立っている高架柱は、在来線駅の高架工事のもの。
発車を待つ、肥後大津行きの817系V001編成。
次に乗るのはこちら、キハ31形。
このキハ31形は、国鉄民営化直前に三島会社の支援名目で製造された車両の一つ。四国向けキハ32、四国・北海道向けキハ54と同様の目的の車両だ。とくに前面がキハ54と類似している。
6:24、三角線直通の普通 三角行 521D キハ31 14(先頭車、熊クマ、2両ワンマン)乗車。
通学時間帯だけあって、駅や車内には高校生の姿が。
網田駅停車中の車内から三角方面を望む。
進行方向右手、海の向こうに雲仙岳がうっすらと見える。
7:17、終点・三角駅到着。
三角駅の待合スペース。
三角駅舎の天井。草木をかたどった模様があしらわれている。
三角駅入場券(券売機券・小児券)
三角駅の駅舎。
天草地方の玄関口ということで、教会をイメージしたもののようだ。
三角駅前の風景。
7:25、三角線→鹿児島本線直通 普通 熊本行 524D キハ31-13(先頭車、熊クマ、2両ワンマン)乗車。
8:16、終点・熊本駅到着、鹿児島本線へ乗り換え。
8:30、鹿児島本線 普通 銀水行 330M クモハ815-3(先頭車、2両ワンマン)乗車。
9:21、大牟田駅で下車。
大牟田駅構内。
大牟田駅駅舎。
JR大牟田駅入場券(券売機券・小児券)。
ようやくSUGOCA圏内(2012年当時)に入ったということで、SUGOCAも購入。
そして隣接する西鉄大牟田駅へ。
西鉄では入場券の発売を行っていない。
そのため最短距離となる大牟田駅150円区間乗車券(券売機券・小児券)を購入。
加えて、こちらではnimocaを購入。一気にICカードの手持ちが増えた。
9:40、普通 鳥栖行 332M クハ816-15(最後尾、熊クマ、2両ワンマン)乗車、久留米駅で乗り換え。
10:20、快速(福間から普通) 門司港行 4120M クモハ810-110(5両目、8両編成)乗車。
10:26、鳥栖駅で下車、折り返し。
10:28、普通 八代行 5331M クハ816-1006(先頭、熊クマ、2両ワンマン)乗車。
10:36、久留米駅で下車。
久留米駅入場券(券売機券・小児券)。
久留米駅前の風景。
再び改札内へ。
ホームへ降りると、ちょうど特急ゆふいんの森のキハ71系が走り去るところであった。
JR久留米駅在来線駅構内。
左手にある高架は新幹線駅。
久留米駅ホームから熊本方面を望む。
2番線ホームに停車中のキハ200-1002。
11:14、久大本線 普通 由布院行 1834D(日田-由布院1845D) キハ200-2(先頭車、分オイ、2両ワンマン)乗車。
キハ200-2車内に掲出されたローレル賞受賞プレート。
久留米駅で購入したかしわめしのおにぎりを昼食にいただく。
田主丸駅停車。
ここは駅舎が河童を模した造りになっており、駅ホームにも河童像が鎮座している。
筑後川(三隈川)の流れを見ながら走る。
12:12、日田駅に到着。
ここで20分ほど停車するので、一旦下車する。
側線に留置されていたキハ125-13。
その15に続く。
春の九州鈍行旅2012(その13:高森トンネル公園→立野→熊本→熊本市電→熊本電気鉄道)
その12の続き。
南阿蘇鉄道で高森駅までやってきたところ。
折り返し列車まで時間があるので、徒歩でやってきたのは高森湧水トンネル公園。南阿蘇鉄道高森線高森駅付近と、高千穂鉄道高千穂線(廃線)高千穂駅間を結ぶ未成線の高森トンネルの一部だ。
ここが公園になった経緯であるが、戦前より熊本と延岡を結ぶ九州横断鉄道の構想があった。
戦後の1962(昭和37)年になり、鉄道審議会が上記の区間を含む高森~日之影間の建設を決定し、1973(昭和48)年12月にこのトンネルも着工した。
しかし、1975(昭和50)年(注:Wikipediaは1977年となっているがソース不明)2月に予定延長6,500m)の入口から2,050m地点で突然の大量出水に見舞われ、その後も出水が頻発。これが主因となり工事が中断されたのち、国鉄清算事業団経由で高森町に無償譲渡され、掘削済み延長2,050mのうち550mをトンネル公園として開放している。(参照:高森湧水トンネル公園|観光スポット - 高森町公式サイト、高千穂鉄道高千穂線#未開業区間 - Wikipedia)。
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トンネル坑口付近が広くなっているが、これはここに高森駅を移設予定であったためだそうだ。
ここから真っ直ぐ前方に進むと高森線の線路があるが、現在の高森駅はそこから北へカーブした先にある。前回記事で高森駅のホームが曲線上にあったのはそれだ。
入場料300円を払い、坑内へ。
中央が水路になっており、クリスマスツリーが吊るされている。
途中から中央部に板が渡されるように。
最奥部の手前にあったウォーターパール。
まるで粒状に放水されているように見えるが、シャッタースピードを遅くすると……
ただの水流であることが分かる。
ウォーターパールの仕組み。
ストロボライトの点滅数を変化させ、残像により水流を粒状に見せかけているのだそうだ。
そしてこれが550mの最奥部。
右半分からは掘削時に出水した水が今なお湧出している。
壁面にあった距離表示。立野からの距離だろうか?
トンネル入り口の壁面に記された数字。
あまり定かで無いのだが、コンクリートの巻立て厚さを表す数字であったかと記憶している。
1977-1の数字。以下の画像にあるしゅん功日だろう。
高森ずい道(高森トンネル)の銘板。
型式の特1号型は(ソース不明であるが)交流電化にも対応できる断面である。『着手:昭和48年12月5日』は先述の着工日、『しゅん功:昭和52年1月31日』は上の画像の日付がそれであろう。
トンネル公園を出て階段を登ると、畑と住宅の向こうに阿蘇の山々。
高森駅前へ。
高森駅へ戻ってきた。
『阿蘇ゆるっと博』ラッピングの南阿蘇鉄道MT-2001号車。
16:16、普通 立野行 列車番号18 MT-2001号車(単行ワンマン)乗車。
16:43、終点の立野駅到着。
16:49、普通 肥後大津行 440D キハ147 182(先頭車、2両ワンマン)乗車。
肥後大津で慌ただしく次の列車に乗り換え。
17:03、普通 熊本行 1472M クモハ815-10(先頭車、2両ワンマン)乗車。
17:44、終点の熊本駅に到着。
熊本駅入場券(券売機券・小児券)。
JR熊本駅。
新幹線開業1年後で、在来線部分の高架化工事中であった。
駅前の熊本駅前電停から、A系統 田崎橋行 1354号車に乗車。
折り返しとなる、A系統 健軍町行 熊本市電1354号車に乗車。
通町筋電停で下車し、徒歩で中心市街地を移動しつつ熊本電鉄藤崎宮前駅へ。
駅への入り口が分からず迷うも、無事到着。
御代志行 熊本電鉄6228A号車(最後尾、2両ワンマン)乗車。
かつて都営地下鉄三田線で走っていた、東京都交通局6000形の譲渡車両。
路線図。
熊本電鉄の系統としては、中心市街地の外縁・藤崎宮前~御代志間のものと、上熊本~北熊本のシャトル運転系統の2本がある。
それにしても驚いたことが、夕方~夜という通勤・通学時間帯であるにもかかわらず、路線の半分ほどを過ぎたところで2両の電車に乗客が片手で数えるほどしか居なかったことである。
藤崎宮前駅が中心市街地からは少し外れており、ほぼ全線に渡り道路が並走、御代志から先はバス連絡になるということで、熊本市中心部~御代志(御代志以遠を含む?)間の需要は並走する自社バスで賄っているのかもしれない。
折り返し、藤崎宮前行 6228A号車(先頭車、2両ワンマン)に乗車。
北熊本駅で下車し、上熊本行に乗り換える。
上熊本線 普通 上熊本行 5102A号車(単行ワンマン)乗車。
なんと昭和32年製造(東急車輌製)の東急5000系(初代)最後の営業運転車である。
先頭車の連結面側に運転台を増設改造して使用している。
吊革に残る『東急百貨店』の文字。
オリジナルの先頭部が残る運転台。
終点、上熊本駅に到着、熊本電鉄完乗。
暗闇の中の5000形。
2017年4月現在、この区間の運用には譲渡された東京メトロ01系が充てられている。
JR上熊本駅にて購入した入場料(券売機券・小児券)。
次はそばにあるこちらへ。
熊本市電上熊本駅前電停。
車庫が併設された終端駅で、2面3線となっている。
入線してきた熊本市電8502形。
車番と局章。
B系統のサボ。
8502号車の車内。
転換クロスシートの路面電車というのは珍しいように思う。
かつて変動運賃だった時代に使っていた運賃表示器を、停留所表示のみ使用しているように見えた。
B系統 健軍町行 熊本市電8502号車に乗車。
熊本市電を完乗して、折り返しのB系統 上熊本駅前行 熊本市電8502号車に乗車。
味噌天神前電停で下車し、この日はJR新水前寺駅付近のネットカフェにて仮眠。
その14に続く。