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道央駅巡り乗り鉄2015(その5・最終回:苫小牧→鷲別→登別→北広島→旭川)

[道央駅巡り乗り鉄2015 記事一覧はこちら]
その4の続き。
苫小牧駅に到着、昼食を調達し、本日2駅目の窓口閉鎖候補駅である鷲別駅へと向かう途中。

4番線に停車中のキハ143-101。
室蘭本線苫小牧~室蘭間は電化されているが、711系の取り換えと札沼線電化に伴う車両繰りの都合で、札沼線で使用されていたキハ143形がワンマン化改造の上で苫小牧運転所に転属となり、苫小牧~室蘭間で711系の後継車両として運用されている。
キハ143-101@苫小牧駅

JR北海道の一般用気動車初にして唯一(2015年12月現在)のLEDの行先表示器。
苫小牧運転所

14:47、室蘭本線東室蘭普通列車・438Dは発車。
苫小牧運転所のキハ143形やキハ150形を横目に室蘭方面へ。


15:51、本日2駅目にして本日最後の窓口閉鎖候補駅である鷲別駅に到着。
鷲別駅駅名票

鷲別駅改札口。
鷲別駅改札口

鷲別駅のみどりの窓口と券売機。
鷲別駅みどりの窓口・券売機
ここ鷲別駅はこの日既に訪れた清水沢駅のように、マルス端末の無い駅であり、手売りの乗車券が発売されていた。入場券は勿論硬券での発売であり、てっきりまだ在庫があるものだと思っていた。
がしかし、今回の旅程を組む段階での事前調査を失念した結果、いざ窓口を訪れたところで売り切れを告げられるという憂き目に遭ってしまった。
廃止の報道があってそれなりに経っていたので、在庫切れも当然といえば当然であろう。とは言え、調査不足でこうなるのはとても悲しい。
さらにあまりの落胆にこのあとまたミスをしでかしてしまうというダメっぷり。

鷲別駅入場券(券売機小児券)。
鷲別駅は券売機も設置されており、そちらに入場券の口座設定があった。入場券についてはこちらで我慢しておく。
鷲別駅入場券(券売機券小児券)

鷲別駅220円区間乗車券(金額式常備軟券)。
最安区間の常備軟券も売り切れで、次に安い券で在庫があったのはこれだった。JR北海道の常備軟券では珍しい金額式のもの。
鷲別駅220円区間普通乗車券(常備軟券)

鷲別駅駅舎。
鷲別駅駅舎

16:07
キハ40 1767先頭の2両編成でやってきた登別駅行普通列車・441Dに乗車。
キハ40 1767@鷲別駅

JR貨物の鷲別機関区の跡。
かつては機関車の所属があったこの機関区も、2015年春を以って函館の五稜郭機関区に統合されてしまった。
鷲別機関区跡

鷲別駅で硬券入場券を買えなかった落胆を引き摺りながら、乗車列車は幌別駅に停車。
とここで茫然としていると、ふとあることに気付く。妙に停車時間が長いのだ。「あれ、どういうこっちゃ」と時刻表を確認すると……
キハ183系特急北斗@幌別駅
ちょうど隣の線路を特急北斗が駆け抜けていった。
鷲別駅の件で茫然としていて気が付かなかったのだが、ここで特急の通過待ちがあり、途中下車して入場券類を購入しに行けるだけの時間があったのだ。
失敗に気を取られてさらなるミスを呼んでしまう形となってしまった。

竹浦駅付近の太平洋を望む。
海岸@登別市竹浦

16:32、登別駅到着。
みどりの窓口と券売機。
登別駅みどりの窓口

登別駅入場券(マルス券)。
登別駅入場券(マルス券)

登別駅入場券(券売機小児券)。
登別駅入場券(券売機券小児券)

登別駅入場券(観光記念硬券
登別駅観光記念入場券(硬券)
この券の他に、3枚組の台紙付き観光硬券入場券セットが発売されていた。

駅の外へ。駅前広場から見た登別駅舎。
登別駅駅舎

駅前通りの道道286号登別停車場線を行く。
ちなみにこれも新得停車場線と同様、知人に頼まれたもの。
道道286号登別停車場線

国道36号・道道2号洞爺湖登別線との交差点で道道は終点。
ここを直進すると道央道の登別東ICの前を通過し、登別温泉方面へと至る。
道道2号洞爺湖登別線@登別駅前

交差点左方向、室蘭方面を望む。
国道36号室蘭方面@登別駅前

こちらは交差点右方向、札幌方向。
この数百m先を右折すると、水族館で有名な登別マリンパークニクスがある。
国道36号札幌方面@登別駅前

登別駅へと戻ってきた。
登別駅駅舎

改札内へ。
登別駅出口

ここの駅名票も、空知乗り鉄の記事中で触れた幌向駅と同様、横長の新型のものになっていた。
登別駅駅名票

向かいのホームに、東室蘭方面行き普通列車が到着。
登別駅駅名票

東室蘭方面へと走り去っていった。
登別駅駅名票

側線に貨物列車が止まっている。
登別駅駅名票

17:17
キハ143-101先頭の苫小牧行普通列車・443Dは1分遅れで発車。
キハ143-101@登別駅

先程の幌別駅での失敗を挽回(?)すべく、途中の白老駅にて特急の通過待ちがあることを今度こそ時刻表で確認。
という訳で、この時間を使い、急ぎ足ながら無事入場券を購入。

白老駅入場券(硬券)。
白老駅入場券(硬券)
日付が無いのは急いで購入したため。窓口にはちゃんとダッチングマシンの設備があったのが確認済み。

白老駅入場券(マルス券)。
白老駅入場券(マルス券)

白老駅入場券(券売機券小児券)。
白老駅入場券(券売機券小児券)

18:08、苫小牧駅到着。
18:20発の千歳線手稲普通列車・2829Mに急いで乗換。3両目最後尾のクハ733-114に乗車。
733系B-114編成@苫小牧駅

19:06
北広島駅到着。
北広島駅改札口
北広島駅での硬券入場券の発売があるとの情報が散見されたので訪問してみたが、2015年8月現在では発売無しとのことで残念。
代わりにマルス券と券売機券を購入。

北広島駅入場券(マルス券)。
北広島駅入場券(マルス券)

北広島駅入場券(券売機券小児券)。
北広島駅入場券(券売機券小児券)

北広島駅前の東光ストアにて夕食の弁当を仕入れた。
19:26発の札幌行普通列車1831M(733系B-102編成、クハ733-102)に乗車し、白石へ向かう。
東光ストア@北広島駅前

19:41
白石駅にて下車。
733系B-102編成@白石駅

19:45
函館本線滝川行普通列車2253M、721系F-2107編成、モハ721-2107に乗車。
721系F-2107編成@白石駅

岩見沢駅にて、後ろ3両を切り離す。
とここで、室蘭本線のホームに、昼間石勝線で乗車したキハ40 1780が停車していたのを発見。
室蘭本線岩見沢~苫小牧の運用に入っていたのだろう。
キハ40 1780@岩見沢駅

滝川駅到着。
乗車してきた721系F-2107編成は、721系F-7編成を2010年にVVVFインバータ化したもの。てっきり他のサイリスタ編成もVVVF化されると思っていたが、更新はこの編成だけで打ち止めとなった模様だ。
721系F-2107編成@滝川駅

滝川駅駅名票と721系。
滝川駅駅名票と721系

次の乗車列車は、一番上の21:43発の旭川行き普通列車
少し時間があるので改札外へ。
滝川駅6・7番線発車標

滝川駅の立ち食いそば屋は、2015年7月1日を以って閉店となってしまった。
滝川駅駅そば屋閉店告知

駅前広場から見た夜の滝川駅舎。
滝川駅駅舎

21:43。
函館本線旭川普通列車2273M、721系F-3016編成、クハ721-3016に乗車。
721系F-2107編成とF-3016編成@滝川駅

22:35、終点・旭川に到着。
これにて今回の旅は終了。
クハ721-3016@旭川駅

道央駅巡り乗り鉄2015・完結

【あとがき】「道央の」窓口閉鎖候補駅巡りは一段落しましたが、まだまだ「道東」の駅が残っていた……?という訳で、駅巡り&切符収集はもうちょっと続きます。
次回からの記事にもご期待ください。

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